建築設備士|【R3年度 二次試験】空調・換気 第1問 解答例

建築設備士

R3年度 建築設備士試験 第二次試験 選択共通問題
第1問 空調・換気設備の配管図の解答例です。

第2問はこちらを参照ください。

外調機の能力表

冷却コイルの冷却能力

条件1)および条件6)より、外気量は、

30×50 = 1,500[m3/h]

よって、条件3) および条件4) 、条件11)より、冷却コイルの冷却能力は、

再熱コイルの加熱能力

条件3)および条件4)より、再熱コイルの加熱能力は、

※温度差と使う場合

冷水量

条件5)および条件11)より、冷水量は、

参考

1[W] = 1[J/s]

ファンコイルユニットの必要最小台数

条件1)および条件7)~条件9)より、室内の顕熱負荷は、

(0.05+0.02)×100+0.079×50 = 10.95[kW]

条件1)および9)より、室内の潜熱負荷は、

0.067×50 = 3.35[kW]

よって、室内の全熱負荷は、

10.95+3.35 = 14.3[kW]

また、条件10)より、顕熱および全熱の必要台数は、

顕熱:10.95/2.10 = 5.214[台]

全熱:14.3/2.97 = 4.815[台]

よって、必要最低台数は6台。

必要換気量

二酸化炭素の「流出量=流入量+発生量」より、「必要換気量[m3/h]」をAとすると、

流出量『A×1,000[ppm]/1,000,000』

=流入量『A×500[ppm]/1,000,000』

+発生量『 0.02[m3/(h・人)]×50[人]』

よって、Aについて整理すると、

参考

1[ppm] = 0.0001[%]

送風機の機外静圧の概略値

※赤線箇所が最遠かつ最大抵抗が見込まれる箇所

条件1)より、直管ダクトの摩擦抵抗は、

1.5[Pa/m]×(5+3+3+5+5+10+5+1)[m] = 55.5[Pa]

条件2)より、局部抵抗は、

55.5×0.5 = 27.75[Pa]

条件3)より、吹出し口の抵抗は、

10[Pa/個]×1 = 10[Pa]

条件4)より、吸込みガラリの抵抗は、

30[Pa/個]×1 = 30[Pa]

よって、条件5) および条件6)より、送風機の機外静圧の概略値は、

(55.5+27.75+10+30)×1.1 = 135.575[Pa]

類題

コメント

タイトルとURLをコピーしました