建築設備士|【R3年度 二次試験】電気 第1問(1) 解答例

建築設備士

R3年度 建築設備士試験 第二次試験 選択問題「電気設備」 で出題された
第1問(1) 「機器表」作成の解答例です。

第1問(2)「テレビ端子の出力電圧」
第1問(3)「配線用遮断器の定格電流及びケーブルの断面積の最小値」
第2問「単線結線図」
の解答例はこちらを参照ください。

主遮断機

受電点の電源側

定格電流

短絡電流

よって、直近上位の12.5[kA]を選定

変圧器

延べ面積13,233m2と表1-1より

一般電灯:(68 – 18)×13,223/1,000 = 661.65[kVA]
よって、200kVA x 2, 300kVA x 1

一般動力:(83 – 28)×13,223/1,000 = 727.265[kVA]
 よって、300kVA x 1, 500kVA x 1

非保電灯:18×13,223/1,000 = 238.014[kVA]
 よって、300kVA x 1

非保動力:28×13,223/1,000 = 370.244[kVA]
 よって、500kVA x 1

変流器

契約電力に対する電流は、

CTの一次電流は1.5倍を見込むため、

I x 1.5 = 127.199[A]

よって、直近上位の150[A]を選定

※1.5倍は慣例のため、特に規定はありません。

高圧進相コンデンサ・直列リアクトル

契約電力と改善前後の力率より無効電力は、

必要な設備容量は、100kvar x 4 となる。

よって、高圧進相コンデンサの定格容量は、

100 / (1-0.06) = 106.38[kvar]

また、直列リアクトルの定格容量は

100 / (1-0.06) x 0.06 = 6.38[kvar]

非常用自家発電設備

延べ面積13,223m2と表1-1、補機等を踏まえた概略係数を1.4より必要電力は、

(18+28)×13,223/1,000×1.4 = 851.561[kVA]

よって、直近上位の875[kVA]を選定

直流電源装置

図1-1より定格容量は、

C = {0.69×(53+3)+0.48×19} / 0.8= 59.7[Ah(10hR)]

よって、MSEの直近上位の100[Ah(10hR)]を選定

※HSEであれば60[Ah(10hR)]

監視及び制御用電流3[A]より定格直流電流は、

100 / 15 + 3 = 9.67[A]

よって、直近上位の10 [A]を選定

類題

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