通信講座は対面講義と大きく違う点は、「価格の安さ」が言うまでもなく挙げられます。
しかし、通信講座を購入する前にもう一度だけ、下記の4つを確認してください。
通信講座を開講している企業と価格が下記になります。(投稿時点)
価格は一次試験対策のみで割引前価格です。
企業名(あいうえお順) | 価格 |
アガルート | 29,800円 |
クレアール | 130,000円 |
診断士ゼミナール | 51,200円 |
スタディング | 48,400円 |
TAC | 260,000円 |
LEC | 220,000円 |
確認事項1:内容を比較しているブログに惑わされない。
コスパやわかりやすさを比較しているブログが散見されますが、概ねステマだと個人的には感じています。理由は単純で、「全てを受講して比較する労力・時間を現実的に取れている可能性が極めて低い」からです。価格の比較が載っていればサッと参考にする程度でいいでしょう。
余談ですが、別の資格勉強で上記の通信講座の一つを利用している友人から実際に少し見せてもらったことがあります。動画での講義を売りに格安で提供している企業ですが、目次の半分は「後はテキストや過去問を参考にしてください」と驚愕の編集がしておりました。
確認事項2:テキストを揃えた方が安上がり
受験生の多くが愛用しているTACのスピードテキストに代表される市販テキストですが、問題集と併せて7科目の計14冊で31,570円です。
もし通信講座のテキストの質が高いのであれば、(市販することが企業利益につながるため)市販されないわけがないと考えると、市販テキストの質が通信講座のそれを凌駕していることがわかります。
確認事項3:市販テキストの独学でいける
私もそうですが、中小企業診断士に関して言えば、通学や通信講座に通わず、市販テキストのみで合格は十分にできます。独学で合格している知り合いも数多くいます。私のバックグラウンドは理系なので文系科目の多い中小企業診断士試験は縁もゆかりもない内容が多数でした。
しかし、市販テキストのみで合格しています。
王道のTAC出版の2冊の比較については、下記を参照ください。
確認事項4:一次試験は答えも公表される選択問題
二次試験のように記述であり模範解答が公表されない試験では、講義(というより添削と他の受験生との偏差が重要)も意義があります。しかし、一次試験において、市販テキストの読解・インプットが難しいようであれば、例え一次試験に合格できても、その先の二次試験、実務に太刀打ちできないでしょう。それぐらい市販テキストの質は高く、(60点を余裕で超えられる)範囲を重点的に網羅出来ていると感じています。
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