中小企業診断士|「スピードテキスト」と「みんなが欲しかった!」の違い

中小企業診断士

TACが出版しているテキストである
スピードテキスト

みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書」
の違いを比較してみました。

初学者・独学者がテキストを選ぶ際に、

同じ出版社で2系統もテキスト出すなよ!!

どっちがいいんだ!?

そんな叫び・ストレスを軽減するために、是非参考にしてください!

そもそも独学か予備校(通信講座等)をどうするかを迷われている方はこの記事を参照ください。

比較項目

特徴

それぞれのテキストの特徴をTAC出版書籍サイトから抜粋しました。

なお、「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書」では分冊可能となっておりますが、「スピードテキスト」はそもそも科目別であるので、比較対象とはならないと考えます。

スピードテキスト・問題集

合格に必要な知識を科目別に凝縮し、簡潔かつ的確な記述で、要点をコンパクトにまとめたテキストと問題集です。

『スピードテキスト』と『スピード問題集』を反復学習していただくことで、学習効果を飛躍的に向上させることができます。

TAC中小企業診断士講座で実際に使用されている「公式テキスト」なので、安心感を持って学習していただけるはずです。

また、第2次試験にも知識の再確認として活用できます。

みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書・問題集

独学者目線でわかりやすさを最も重視しました。

全く知識がない人でも、体系的に理解しながら学習できる教科書と問題集です。

合格に必要な情報量をしっかりキープし、わかりやすくまとめまています。

全体像を把握した上で、段階的に理解を深めていく構成になっているので、初学者の方でも安心して学べます。

さらに、教科書は視覚的に知識が整理できるようにフルカラーレイアウトを採用しています。

お値段

「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書」では上下巻でまとまっており、「スピードテキスト」の約45%で一式揃えることが可能です。

スピテキみん欲し
企業経営理論¥2,750¥4,180
財務・会計¥2,750上に含む
運営管理¥2,750上に含む
経済学・経済政策¥2,750¥4,400
経営情報システム¥2,750上に含む
経営法務¥2,750上に含む
中小企業経営・中小企業政策¥2,750上に含む
合計¥19,250¥8,580
テキストの値段比較

さらに、同シリーズで問題集「スピード問題集」もしくは「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の問題集」を揃えると、「スピード問題集」の約41%で一式揃えることが可能です。

スピ問みん欲し
企業経営理論¥1,760¥2,420
財務・会計¥1,760上に含む
運営管理¥1,760上に含む
経済学・経済政策¥1,760¥2,640
経営情報システム¥1,760上に含む
経営法務¥1,760上に含む
中小企業経営・中小企業政策¥1,760上に含む
合計¥12,320¥5,060
問題集の値段比較

合計すると、「スピード」シリーズが¥31,570、「みんなが欲しかった」シリーズが¥13,640となり、「スピード」シリーズの約43%でテキスト・問題集一式揃えることができます。

ページ数

ページ数を比較すると、一式では「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書」は「スピードテキスト」の約61%のページ数のボリュームとなっています。

なんと、

財務・会計では約48%

中小企業経営・中小企業政策では約34%

しかページ数のボリュームがありません。

スピテキみん欲しみん欲し / スピテキ
企業経営理論32921064%
財務・会計38918748%
運営管理29521272%
経済学・経済政策34718353%
経営情報システム35525271%
経営法務28925488%
中小企業経営・中小企業政策2739234%
合計2,2771,39061%
テキストのページ数比較(2021年度)

出版社に問合せた結果

出版社に各テキストの違いを聞いてみたところ、上記の特徴を回答していただいた他、以下のような回答を得ることができました。

  • どちらのテキストも、独学にて試験合格を目指せる内容となっている。
    
  • 書籍の読みやすさや内容の分かりやすさは受験生によって異なる。
    
  • 「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書」は、独学で学習を進める方がつまずきやすいポイントもすんなり理解できるようになっている。

まとめ

スピテキみん欲し
特徴・王道
・講座の公式テキスト
・2次試験に対応
・フルカラー
・図を多用
・板書風の講義を再現
値段(一式)¥19,250
(問題集込:¥31,570)
¥8,580
(問題集込:¥13,640)
ページ数2,277 ページ1,390 ページ

おすすめ

個人的には、ページ数のボリュームからも、「スピードテキスト」をおすすめします。

隅々までは確認できておりませんが、「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書」は、特に財務・会計と中小企業経営・中小企業政策で、相対的にボリュームが低いのは考えものです。

「みんなが欲しかった! 中小企業診断士の教科書」を選ぶとすれば、

  • 他資格との並行受験で、自己投資(時間・お金)に余力がない方
    
  • ページ数が一番少ないテキストで学習したい方
    
  • 良い意味で山を当てたい方

向けかと思います。

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